愛媛の酒
コピー01
日本最古の道後温泉のある伊予の国、愛媛。風光明媚な瀬戸内海に面し、西日本最高峰の石鎚山を背にした愛媛は、温暖な気候に恵まれながらも、冬は石鎚颪の吹きすさぶ寒冷な、酒造りに適した気象条件となる。
 愛媛の酒造りの起源は、遠く戦国時代といわれ、伊予の道後酒として名を成したのが慶長16年(1611年)といわれているが、それよりも古く、道後温泉開祖の頃からあったかもしれないし、また瀬戸内海を舞台に、あの壮大なロマンを展開し た、海賊大将軍藤原純友の時代からあったかもしれない。
 そして、伊予の国愛媛は、萬葉集にも多くその地名が詠まれているところから、萬葉の頃からあったかもしれない。


コピー02
愛媛は、大きく東、中、南予の3ブロックに分かれるが、宝暦年間から始まったといわれる製紙の町、川之江、伊予三島。工業地帯の新居浜、西条、東予の各市。タオルと造船の町、今治。四国最大の中核都市松山。伊予の小京都、大洲。漁業とみかんの町、八幡浜。そして西海海中公園のある南予、宇和島へと続く。
 愛媛の酒造りは、現在64社の日本酒、3社の焼酎専業者を数える。
1,982m、西日本最高を誇る麗峰、石鎚山に源を発して、県下各地に流れる伏流水が醸し出す愛媛の酒は、美しい瀬戸内海の味覚に合った淡麗で旨い酒とされ、俳聖正岡子規を生んだ土地柄にふさわしく、やさしい酒というのが特徴である。
 瀬戸の味覚。旅して伊予路を訪れる観光客が、一様に激賞する魚と酒。タイ、サワラ、メバル、サヨリ、アジ、カレイ、ウニ、ホータレイワシ、姫貝、アサリ等・・・。こと肴に関しては事欠かない。
 この瀬戸の味覚に合った淡麗で旨い酒。これが愛媛の酒である。
 また、愛媛は杜氏の出身地としても名高く、越智郡杜氏組合、西宇和郡杜氏組合があり、多くの技術者を輩出している。


コピー03
その1.瀬戸の味覚に合った淡麗でうまい酒

その2.由緒ある風格を残し絶えず新鮮な酒

その3.郷土色豊かに心ふれあう高品質の酒