四国山地の清水と瀬戸内の味覚が育んだ旨い酒。愛媛県酒造協同組合

地中海料理と合う、選ばれし愛媛の酒 mar誕生。

  1. HOME
  2. >ほろ酔い雑記一覧
  3. >伊方杜氏と越智杜氏
印刷

伊方杜氏と越智杜氏

2012.03.22

越智杜氏による酒造りの様子(雪雀酒造株式会社)

伊方杜氏資料館

酒造りの全権を担う杜氏
日本酒の酒造りにおいて欠かせない技術者集団が杜氏です。伝統的に杜氏は蔵元から酒造りに関する権限を委譲され、蔵人の配置や醸造方法など、酒造りに関しては蔵元は一切口を挟まないのが一般的でした。杜氏は、夏場は自分のふるさとで農業などを営み、秋に配下の蔵人を連 れて蔵元に赴き、酒造りが終わる春まで寝食をともにしました。
愛媛県では越智杜氏と伊方杜氏という優れた杜氏集団を輩出しました。越智杜氏は瀬戸内しまなみ海道にある今治市宮窪町が拠点。日本の「現代の名工」にも選ばれ、雪雀酒造株式会社の総杜氏として長く活躍された田窪幸次郎氏も越智杜氏の一人です。
一 方で愛媛県の西の端、佐田岬半島に位置する伊方町を拠点としていたのが伊方杜氏。江戸時代の半ばにイリコの行商などを行っていた人々が酒造技術を修得したのが始まりとされる伊方杜氏は、全国でも有数の歴史を誇ります。伊方町生涯学習センターの中にある伊方杜氏資料館では、その足跡や杜氏が使用した幾つもの道具が大切に保存されています。

近年は、蔵元自らが酒造りに励むケースも
このように酒造りに大きな役割を果たしてきた杜氏ですが、高齢化や後継者不足もあり、現在、越智杜氏は約10名、伊方杜氏は約20名。それぞれ越智杜氏組合、伊方杜氏組合をつくり、その技を次世代に継承しようと努めています。一方で、愛媛県内の比較的小さな規模の蔵元では、杜氏の力を借りず、蔵元自らが酒 造りに励むケースが多く見受けられるようになりました。

【伊方杜氏資料館】
住所: 〒796-0301 愛媛県西宇和郡伊方町湊浦1992番地
TEL:0894-38-0211
時間:9:30~18:00 
定休日:月曜日・祝日・年末年始

関連URL伊方町ホームページ