可憐な花から生まれた
食に寄り添う4タイプの清酒用花酵母

旨味とやさしい口当たりが特徴と言われる愛媛の地酒を、今の時代にあった魅力的なものにするため、愛媛県酒造組合・東京農業大学・愛媛県の産学官共同研究により、愛媛県オリジナル品種の花「さくらひめ」から分離された清酒用花酵母。瀬戸内海と宇和海という2つの海をはじめ豊かな自然に囲まれた食の宝庫ならではの、食材や料理とのペアリングを重視して、香りと味わいの特徴が異なる4タイプの酵母を選定しました。
四国山地の伏流水とその水で育った米、そして可憐な「さくらひめ」の花から生まれたこの酵母で醸された「えひめ香る地酒」をお楽しみください。

【各タイプの特徴】

TropicalClearWell BalanceRich
果実を感じさせる華やかな香り。適度な甘さと爽快な酸味との調和がとれている。華やかな気分になりたい時に。 スッキリと柔らかな酒質できれいな味わい。穏やかで控えめな清涼感のある香りが食欲をそそります。 メロンやパインを感じさせる香りと、酸味がしっかりとして、程よい甘味とよく調和している。楽しみ方もいろいろ。 ふくよかな香りに、はじけるような爽やかな酸味が特徴。気品高く、丸みを帯びたまろやかやな味わいでゴージャスな気分に。

【食とのペアリング例】

【開発ストーリー】

酒類製造業は地場産業の中核として、飲食や観光産業と深く結びついて、地域経済を支える重要な産業ですが、新型コロナの感染拡大に伴う外出自粛や時短営業などの影響により、酒類需要の半分程度を占める飲食店の利用者が激減したことから、大きなダメージがありました。それは愛媛県も同様です。

愛媛県は四国の中でも最も多い、36もの個性豊かな蔵元があり、隠れた地酒どころとして日本酒ファンに親しまれています。そこで愛媛県酒造組合が、アフターコロナを見据えて「愛媛テロワール」を実現しようと、日本有数の日本酒研究のパイオニアである東京農業大学 応用生物科学部醸造科学科と、愛媛県食品産業技術センターとの産学官の共同研究を行いました。その研究の結果、愛媛県オリジナル品種の花「さくらひめ」から、4種類の清酒用花酵母「愛媛さくらひめ酵母」を分離培養することに成功しました。

愛媛さくらひめシリーズは
「蔵元屋オンラインショップ」にて
お買い求めいただけます