LANGUAGE
NEWS
2014-06-26

愛媛県統一銘柄”mar2014″の発表について

愛媛県下17蔵の自慢のお酒で、mar2014の審査を行いました。

 

 

次の9社が今年の”mar2014″の栄冠に輝きました。
今年の審査会は、審査の集計をしたところ
同点蔵が多数あり、2次審査を行うなど本当に困難を極めました。

これも各蔵が、スペイン料理に合うであろうと選抜してきた
お酒であるからに違いないものと思います。

以下は松崎審査員長の所感です。

①酒の質がまず大事
今までは審査では酒とのマッチングでの
点数しか付けていなかったのですが、
今回はまず酒の質を見てある程度の点をつけておいて、
それを元に料理とのマッチングのよしあしを
見るということになりました。
そのような審査方法の違いもあり、
やはり酒のクオリティーの高い酒が、
料理ともいい相性だったと感じています。

②香りや味の調和感のあるものは、
料理との相性も幅広い突出した味や香りがなく、
全体の味のバランスが良いものが好成績を得たように思います。
そういう酒の中には、3つの料理のどれにも合うという酒もありました。
最初に酒だけできいていた時に少しクセが感じられ、かえってそれが
この料理にと合うのでは、と思ったものが意外と合いませんでした。

③それぞれの料理に合う酒(上位に入った酒)の傾向は
・トマト料理=フルーティーな感触があり、若い感じの酒
・生ハム=甘みがあって飲み口もやわらかな酒
・アヒージョ=酸や苦味があってふくらみの厚い味のしっかりした酒


関連記事